イチゴの品種
イチゴはバラ科の多年草です。一般的に果物として知られていますが、イチゴは花床が肥大、発達して果肉となったもので野菜に分類されます。
一季なり
一年に1度、旬の時期（5～6月ごろ）に収穫することができます。
四季なり
寒い時期以外年中花が咲き、５月～10月に収穫（真夏は花→実が成りづらい）することができます。味が大味になりやすく、追肥が必要です。
苗の植えつけ時期
植えつけ時期は、春4月～5月上旬、秋10月～11月がおすすめです。この時期はホームセンターにたくさんの苗が並ぶので、お好きなイチゴを選びましょう。
苗の選び方
苗を選ぶ時は、茎から出ている葉が３枚揃っている、株の根元部分の「クラウン」と呼ばれる部分が太い元気な苗を選びましょう。また、葉が１部枯れていたり、裏側が傷んでる物もあるので、下から覗き込んで確認すると良いです。選ぶのに熱中して、葉を触り過ぎたり、苗を傷つけないよう心掛けましょう。お店の方へのマナーを忘れずに。
筆者は、四季なりのドルチェベリーにしましました。
植え付けに必要な物
スコップ ジョウロ ハサミ ゴミ袋（土がこぼれて汚れるので下に敷いておく）
鉢
定番のテラコッタ以外にも、軽くて便利なプラスチック製があります。ミニトマトには少し大きめな10号（30センチ）くらいがおすすめ。
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土（培養土）
１株なら５Lで足ります。２株以上なら14L以上のを購入しましょう。土は、ちょっと多いかなくらいの量が丁度いいです。
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鉢底網
鉢の底にひく網
大きな網を鉢の底のサイズにハサミでカットして使用します。
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鉢底石
鉢の底に網を敷き、その上に鉢底石をいれます。こうすることで、鉢の下の方に空間が出来、水はけが良くなります。根腐れ防止にもなります。
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鉢底石を入れるネット
鉢底石はネットに入れてから、網の上に敷きます。そうすることで、鉢底石の上に乗せる培養土と混ざりにくくなります。また、鉢底石は繰り返し使用できるので、使い終わった後、鉢から取り出す時もネットに入れてあると楽です。筆者はネットを買うのが面倒なので、使用しなくなった洗濯ネットを代わりに使っています。
植えつけ手順
土がこぼれて下が汚れるので、ゴミ袋を敷きます。その上に鉢を置きます。鉢底網を鉢底より一回り小さいくらいのサイズにハサミでカットし、鉢底に鉢底網を敷きます。こうする事で、土の流出や害虫の侵入を防げます。
ネット（無くてもOK）に鉢底石を入れ（鉢の底が見えなくなるくらい）鉢底網の上に乗せる。
培養土を、鉢の７分目くらいまで入れる。ジョウロで１度水を入れる。水を含んで培養土のかさが無くなるので、もう１度鉢の７分目くらいまで培養土を入れる。苗を入れる為に、真ん中の培養土を鉢の縁に寄せ、鉢の中央に穴が開いたような状態にする。
苗を左手に持つ。人差し指と中指で苗をやさしく挟んで、そのままポット毎ひっくり返す。ポットの底穴に右の人差し指を入れ、土の部分を崩さないようにゆっくりポットを引き上げる。
根や土を崩さずに優しく持ち、鉢の中央の穴に苗を入れる。
苗がぐらつかないよう、苗の周辺に培養土を入れる。株元の「クラウン」に培養土がかぶって埋もれないように気を付ける。
培養土の高さは、ウォータースペースを作り(水やりをした時に、鉢から水がこぼれないよう鉢の縁より2センチくらい下まで)入れる。
鉢を少し揺すり、培養土が平らになるように、苗と培養土が馴染むようにします。
底穴から水が出るくらい水をあげる。
植えつけ完成。
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