鏡を見るたび、ぷくっとしたニキビが気になって、憂鬱な日々を送っていませんか?
こちらのブログでは、皮膚科に行ったらどんな治療が行われたのか。
そして、皮膚科に行ってニキビは治ったのか?を解説していきます。
筆者自身、思春期ニキビから始まって、20代になってからもニキビは出来続け、顔には常に赤いニキビが2,3個。
それに加えて、治りかけのニキビが2,3個出来ていました。
毎日コンシーラーでニキビを隠す日々。
ある日「ニキビは肌の病気」というのを目にし、長年行こうか悩んでいた皮膚科に行ってみることにしました。
ここからは、実体験に基づき、皮膚科に行ったらどんな治療が行われたのか。
そして、皮膚科に行ってニキビは治ったのか?を解説していきます。
- 何年もニキビに悩んでいる
- ニキビで皮膚科に行こうか悩んでいる
- 皮膚科で、どんなニキビ治療が行われるのか知りたい
- 実際皮膚科に行った人は、ニキビが治ったのか、知りたい
皮膚科でニキビは治る?
先に結論から述べます。
皮膚科に行って、ニキビは治りませんでした。
セルフケアでニキビが落ち着いた今、以前皮膚科で受けた治療は、私には合っていなかったんだと思います。
皮膚科に行って、ニキビが改善した人も居るとは思いますので、一概には言えませんが、皮膚科に行ってもニキビは治りません。
ですが、ニキビで皮膚科に行こうか悩んでる方には、実際皮膚科でどのような治療が行われるのかをお伝えすることが出来ますので、書いていきます。
ニキビで皮膚科に行ったら、どんな治療が行われる?
皮膚科に行ったら、問診を受け、塗り薬と飲み薬を処方されます。
皮膚科で処方されるニキビの塗り薬
皮膚科に行って、まず最初に処方された塗り薬は、アクアチムローション・アクアチムクリ―ムです。
①アクアチムローション
出典:くすりのしおり
この薬の作用と効果について
細菌の増殖を阻害することにより、殺菌作用を示すニューキノロン系の外用抗菌剤です。
くすりのしおり
通常、ざ瘡(にきび)の治療に用いられます。
使い方
本品の適量を1日2回、洗顔後、患部に塗布する。
使用感
- 殺菌成分配合のためか、塗るとニキビがヒリヒリして痛い
- 患部(ニキビ)に塗っても中々治らないので、顔全体に塗ってみたところ、肌が乾燥した※
※マネしないでください
②アクアチムクリーム
出典:くすりのしおり
この薬の作用と効果について
細菌の増殖を阻害することにより、殺菌作用を示すニューキノロン系の外用抗菌剤です。
くすりのしおり
通常、ざ瘡(にきび)や、おでき、とびひなどの皮膚感染症の治療に用いられます。
使い方
本品の適量を1日2回、患部に塗布する。
なお、ざ瘡(にきび)に対しては洗顔後、患部に塗布する。
使用感
- ローションほど刺激はない
- クリ―ムとなっていますが、ヌルつきは少なめで使いやすい
アクアチムローション・アクアチムクリーム、どちらも大塚製薬から出ている殺菌成分配合の塗り薬。
特にローションは、殺菌成分が多く配合されているのか、刺激が強いです。
肌が敏感な方は避けた方が良いです。
どちらもニキビに塗っていましたが、塗ったからといって、翌日にニキビが治まるわけでもなく、治りが早いともあまり感じませんでした。
③リンデロン軟膏
出典:くすりのしおり
この薬の作用と効果について
炎症を抑える合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)と抗菌作用のある抗生物質の配合剤で、皮膚のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。
くすりのしおり
通常、細菌感染をともなうか、そのおそれのある湿疹・皮膚炎や乾癬などの治療に用いられます。真菌などの感染による炎症には原則用いられません。また、治りが遅くなるおそれがあるので、皮膚潰瘍や重いやけど・凍傷には用いられません。
使い方
通常、1日1~数回、適量を塗布する。
なお、症状により適宜増減する。
使用感
- ヒリヒリや痛みなし
- ヌルつき、ベタつきがある
- 赤みが治まってニキビが目立たなくなる。初めて使用した時は、その効果に感動したほど。
- テカる。塗った後は、出掛けられないほどテカります。なので、夜(寝る前)しか使えませんでした。
リンデロン軟膏は、皮膚科で最初に処方されたものではなくて、通うようになって1か月くらい経ってから、処方されたもの。
アクアチムローションやアクアチムクリ―ムを塗っても、中々ニキビが改善されなくて、皮膚科で相談したら、新しい塗り薬として処方された。
使用感にも書いておりますが、ニキビの赤みが引きます。
ローションやクリ―ムはあまり効果を感じられなかったのですが、リンデロンは赤みが引くので、ニキビが目立たなくなって、お守りのように使っていました。
ニキビの赤み消しには効果はありますが、ニキビ自体への効果(ニキビが出来なくなる、治るが早いといった効果)はあまり感じられませんでした。
テカリ、ヌルつき、ベタつきがあるので、外出前には使えません。
塗った後、4時間くらいすると、ニキビの赤みが引きます。
皮膚科で処方されて、使い方に悩んでる方が居れば、夜寝る前にニキビに塗るのがおススメです。
翌朝、ニキビの赤みが引きます。
皮膚科で処方されるニキビの飲み薬
①ビタミンB群
皮膚科に行って、まず最初に処方された飲み薬はビタミンB2・B6です。
ビタミンB2の効果
ビタミンB2は、肌の新陳代謝を促進、皮脂分泌の調整、皮膚や粘膜の機能を正常に保つ栄養素です。
ビタミンB2が不足することで、皮脂が増加して毛穴が詰まり、ニキビの悪化につながりやすくなります。
また、ニキビの他にも口内炎、口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、角膜炎などを引き起こす可能性が高くなります。
ビタミンB6の効果
ビタミンB6は、タンパク質の代謝と皮脂分泌の調整、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB6が不足することで、ニキビなどの肌荒れが起こりやすくなったり、ニキビ跡が残りやすくなるといわれています。
②抗生物質
人の皮膚には、常在菌と呼ばれる細菌が存在しています。
ニキビの原因となるアクネ菌も常在菌の一種です。
抗生物質は、アクネ菌を殺菌する目的で用いられ、炎症を起こしたニキビの進行を抑制します。
抗生物質は、皮膚科で最初に処方されたものではなくて、再診した時に処方されたもの。
ビタミンB2・ビタミンB6を飲んでも、赤くて痛いニキビが出来るため、再診した時に医師に相談したら、処方してくれました。
初めて飲んだ時、赤いニキビの腫れが落ち着きました。
「ニキビが出来た時に飲むように」と言われていたので、赤く腫れたようなニキビが出来たときに飲んでいましたが、しばらくすると、身体が薬に慣れてしまったのか、飲んでも効果があまり感じられなくなりました。
飲んでも効果を感じないと、飲むのが面倒になり、飲まなくなりました。
皮膚科でニキビ治療|費用はいくらかかる?
皮膚科は主に保険診療で行われているため、保険が適応されて、3割負担の金額で済みます※
※健康保険に加入されてない方は、全額負担です
初回は初診料がかかるため、1000~2000円程度かかります。
薬代は、処方される種類や量で変動しますが、保険適用の場合、3割負担で1000~3000円程度で済みます。
費用は、皮膚科と薬代の両方を含めても、数1000円で済みます。
まとめ
ニキビで皮膚科に行ったら、どんな治療が行われるのか?を中心に紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?
残念ですが、私の場合、皮膚科に行ってもニキビは治りませんでした。
ですが、この記事が、ニキビで皮膚科に行こうか迷ってる方の参考になってくれたら、幸いです。