疲れた時に「自然を見に行きたい」と思った事はありませんか?
植物を見たり、花の香りを感じて、癒された経験が皆さんにもあると思います。
園芸療法という言葉があるくらい植物は、癒やしの効果によってストレスの緩和を図り、心身の健康を回復してくれます。
健やかに暮らすために『家庭菜園』を始めてみませんか?
植物を育てる効果
①緑は安らぎを感じる色
緑色は色彩学において、安らぎ、安心、平静、寛ぎ、平和、調和をイメージさせる色です。
また、若葉や若草といったように、新鮮で若々しい色でもあります。
植物を身近に感じる事によって、人はリラックス、またフレッシュな気持ちになることが出来ます。
②成長を楽しむことによって、充実感を得られる
成長するよう毎日日差しを気にかけ、水が足りてないか様子を見に行き、虫が付いていたら駆除したり、植物を世話する事は手間が増えます。
手間をかけた分、芽が咲いたり、つぼみが出来たり、実を結んだ時は、植物が成長する様子を間近に見られ、充実感を得られます。
③成長を助けることによって、自尊心を得られる
植物を育てていると、毎日の水やり、タイミングを見て肥料を与えるという役割が生まれます。
そして、植物の成長を日々助け、世話しているうちに「自分の手で育てている」という自尊心が生まれます。
植物が成長していくにつれて「役に立っている」と感じられ、自己肯定感も高まります。
④運動促進
植物を育てるために、土をいじったり、種をまいたり、水やりをしたり、まびきをしたり、虫を駆除したり。
植物を育てる際には、自然と手足を動かすので、運動不足になりがちな人も無理なく運動できます。
また、水やりを朝する事によって、太陽(日光)に当たることが出来るので、健康にも良いです。
日の光に当たると、体内時計がリセットされます。体内時計は体温調節やホルモン分泌などに影響し、日中に活動し、夜に眠るというリズムを保ちます。
日光に当たると、ビタミンDが体内で作られて、骨が丈夫になるとも言われています。
⑤収穫を楽しむことが出来る
植物を育てていると、咲いた花を観賞したり、実を収穫して楽しめます。
実が付き始め、色付いてくると、今度は収穫のタイミングが待ち遠しくなってきます。
自分で育てた野菜を獲れたてで味わえる充実感と達成感。獲れたての野菜は、とてもみずみずしく、美味しく感じます。
まとめ
植物を育てることによって人は、癒やされるだけでなく、充実感や達成感を感じ、健やかな暮らしへと導いてくれます。
最近では、初心者でも手軽に楽しめる育てやすい花が多く出回るようになり、必要なものは、園芸店、ホームセンター、インターネットでも購入出来るようになりました。
「家庭菜園」と聞くとハードルが高いように感じますが、初めての方は、ベランダでも育てる事が出来るコンテナを使用した家庭菜園がおすすめです。